ヤマハ ジョグとビーノをリリース
本日2018年3月15日、ヤマハがホンダのOEM供給をうけたジョグ、ジョグデラックス、ビーノをリリースしました
このモデルチェンジに伴い、ジョグZR、ジョグプチは生産終了となります。
ジョグ、ジョグデラックス
2018年4月25日発売開始
ビーノ
2018年5月25日発売開始
ヤマハとホンダが50ccスクーターの生産、開発で業務提携をすると衝撃のニュースが発表されたのが2016年10月。あれから1年と5カ月もたつんですねぇ。
いやー。なんでしょう。切ない気持ちになりますよ。私は。
憂いても仕方ないので、まずはタクト・ベーシックがベースとなったジョグと前(モデルチェンジ前)のジョグとの違いを見ていきます。
スペックを見比べるとまぁ色々とでてくるとは思うのですが、細かい違いは端折ります。
とりあえず、気になるところを・・・。
・3バルブエンジンから2バルブエンジンになりました
今までのヤマハ製のジョグ、ジョグデラックスに乗ってらっしゃた方は、加速感で少々物足りなさを感じるかもしれません。
・インナーポケットがちょっと小さくなりました
この辺もタクトそのまんまです。
いままでは500mlのペットボトルが2本入ってましたが、1本しか入らなくなりました。
そのかわり、コンビニフックは折り畳み式になってます。
・CBS(コンビブレーキ)が装着されました
2015年に国土交通省がバイクのABSの義務化を発表しました。
以下のタイミングで125ccを超えるバイクにはABSを、125cc以下にはABS、もしくはCBSを装備しないといけないというもので、それを見越して装着してると思います。
新型車 2018年10月~
継続生産者 2021年10月~
コンビブレーキとは後輪にブレーキをかけると前輪にもブレーキがほどよくかかるってシステムです。
ただし、前輪ブレーキをかけても、前輪にしかブレーキはかかりません。後輪にはかかりません。
・メーターが変わりました
オイル交換時期や時計が表示されるようになりました。
・ジョグデラックスにはアイドリングストップ・システムが搭載されてます
バッテリーがヤバい時、どうなんだろう?と思っていましたが、「アイドリングストップ・システムの作動には、バッテリーの電圧状態など一定条件が必要です。」との事なので、電圧が低い場合は作動しないって事なので大丈夫なようです。
・シート高が変更になってます。
以前のジョグにはローシート仕様のジョグ・プチというモデルがありましたが、今回のモデルチェンジで生産終了となっています。
ジョグ・プチのシート高:700mm
前のジョグのシート高 :725mm
新しいジョグのシート高:705㎜
新しいジョグデラックス:720㎜
要はジョグのシート高が20mm低くなります。
はい、これもタクト、タクト・ベーシックの仕様そのまんまです。
それでは、前のモデルと見た目を比べてみましょう。
見てもらって分かる通り、後半分はタクトそのものって感じです。
フロント周りを前のジョグの感じにちょろっと変えたって事でしょうかねぇ。
ジョグの「シュッ」とした感じがなくなった気がします。
続いてVINO
VINOはホンダ ジョルノがベースとなっています。
・ジョグと同様、3バルブエンジンから2バルブエンジンになりました。
(ジョグとビーノは同じエンジンです。)
・CBS(コンビブレーキ)が装着されました
・アイドリングストップ・システムが搭載されました。
・インナーポケット、折り畳み式のコンビニフック、アクセサリーソケット内蔵のグローブボックスが装着されました。
今までのビーノにはコンビニフックしか無かったので、ここはかなり便利になったと思います。
12Vアクセサリーソケットがついているので、スマートフォンなどの充電ができます。
・メーターが変わりました
オイル交換時期や時計が表示されるようになりました。
メーターはジョルノのメーターではなく、タクトのメーターが採用されています。
私個人の好みとしては、やっぱり前のビーノのメーターが可愛いと思います。
せめてジョルノのメーターを付けてほしかったなぁ・・・
それでは全体の見た目の比較
ビーノもジョルノの後半分をそのまんま使用してるって感じです。